「やあ!僕は通りすがりのただの羊飼い。君がこのカルデアに新しく召喚されたという医者の英霊だね?これでようやくサンソン君の胃痛も軽減されるというわけだ。ああ、仮眠用の寝袋はそこのベッドの下に置いてあるよ。あのキャビネットの中は湿気りにくいからお菓子ボックスにするといい。医務室と言えど夜は冷え込むからね、暖房はしっかり付けることだ。給湯室まで行くのが面倒だったらポットがあるよ。エネルギーはテスラ君がなんとかしてくれるから気にせずともいい。それじゃあ良きカルデアライフを!あっそうそう予備に置いてる緑のパイプ椅子開く時ちょっと変な音するけど気にしなくて大丈夫だよ、壊れたらエミヤ君を呼ぶといい!」
……などと一方的に捲し立てて、その自称ただの羊飼いのサーヴァントは颯爽と僕の前から姿を消した。なんなんだ、あいつ。
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アスクレピオス、好きです